新着情報

2023.09.23 ①一番大切な部品について

プレス加工とは、材料に【型】の形状を転写させる加工のこと。
よって、プレス金型の一番重要な部品は「製品形状を加工する部分」の
【パンチ】と【ダイ】。このパンチとダイは【一対の工具】であります。


プレス加工の代表的な加工法「せん断加工(材料を形に抜く)」、「曲げ加工(U曲げ等)」
「絞り加工」がありますが、どの加工法においても【パンチ】と【ダイ】が加工する役割の中で
中心的な存在となっています。

パンチが上なら、ダイは下。またぞやは、パンチが下、ダイが上。というように加工法によって、
位置は変わってもパンチとダイの関係性は同じのようなのだと理解しました。


また加工の際は、金型がプレス機にしっかりと取付けられ、互いの関係精度を保って運動する必要が
あります。そのため、金型には機能によって分類される部品が必要になります。

ちょっと新米が知った豆知識 : 関係精度を保つとは? 
パンチとダイとのクリアランス(隙間)や垂直、平行などといった互いの姿勢を保つこと
パンチとダイの関係精度が悪いと加工される製品の出来栄えに影響を及ぼすそうです。


【パンチ】と【ダイ】に関係精度、人と人との関係にも似てると思った新米でした。

次回は金型部品の続きで、機能で分類される部品についてです。

お問い合わせ
ご相談・お見積りはお気軽にご連絡ください。
error: Content is protected !!